看護師国家試験の直前はどう過ごせばいいのか

学生必見!看護師国家試験を知ろう

看護師国家試験を突破するコツを教えます

試験直前期の過ごし方

試験直前期の過ごし方

試験直前はカウントダウンがはじまっていることもあり、落ち着かない気分で過ごしている人もいることでしょう。ここでは試験本番で焦らず実力を発揮するために知っておきたい直前の過ごし方を紹介します。

とにかく暗記する

データや関係法規などは暗記すればするだけ、点数につながります。決まりきった法則は必ず覚えましょう。特に、検査データの基準値や関係法規の最新データ、国民衛生の動向にある最新のデータ、子どもの成長過程、正常妊娠課程などは必須項目です。これらは教科書や参考書で確認できます。必ず復習しておきましょう。

計算問題は頻出パターンを覚える

看護師国家試験では計算問題もありますが、苦手意識を持っている人も多いようです。しかし、それほど複雑な計算ではないので頻出パターンを覚えておけば大丈夫です。例えば、「点滴滴下数と滴下速度」や「酸素ボンベの残量と使用可能時間」「BMIの算出」などは高確率で出題されています。過去問など解けるまで繰り返しましょう。

必修問題はしっかり覚える

必修問題は覚えたぶんだけ得点につながります。過去問や模試で出題された内容を中心に、しっかりと復習しておきましょう。繰り返し解いていくことで自分の自信にもつながります。

体調とメンタル管理

試験直前で特に意識しておきたいのが体調を崩さないことです。看護師国家試験は毎年2月に実施されますが、2月はインフルエンザやノロウイルスなどが流行している時期です。混雑した場所への外出は避け、常にマスクをつけてうがい・手洗いを意識しましょう。また、睡眠が不足していると免疫力も低下してしまいます。最低でも6時間以上は睡眠をとるように心がけてください。
試験直前になると「失敗したらどうしよう」と不安な気持ちになりがちです。焦って勉強を詰め込んでしまう人もいますが、この時期はしっかり点数をとらなければならない必修問題を中心に勉強し、「自分ならできる」と自信をつけることが大切です。配点が高いからといって難しい問題にチャレンジする必要はありません。上記で説明した頻出項目を中心に勉強しましょう。

残り2週間になったら

本番2週間前になったら、試験時間帯を想定して勉強するようにしましょう。本番と同じ時間帯に集中するクセをつけるためです。試験時間は午前2時間40分、午後2時間40分と長丁場です。途中で集中力を切らさないように、1日9時間程度を目安に勉強しておくようにしましょう。
試験は9時50分にはじまります。起きてすぐは頭の働きが鈍いため、試験時間にベストな状態になるように逆算して起床するようにしましょう。大体6時頃がベストな起床時間です。夜型の人にとって6時起床は大変かもしれませんが、試験に合格するためには身体の状態を整えておくのも大切なことですし、当日の寝坊防止にもなります。

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    出題傾向を押さえておこう

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