看護師国家試験対策「学習スケジュールを立てる」

学生必見!看護師国家試験を知ろう

看護師国家試験を突破するコツを教えます

学習スケジュールを立てよう

学習スケジュールを立てよう

看護師国家試験の出題範囲はほぼ決まっています。しっかり対策を練ってから勉強をはじめると確実に合格につながるでしょう。ここでは試験対策と勉強のスケジュールの立て方などをわかりやすくまとめていますので参考にしてください。

試験勉強はいつから?

翌年の試験を受けるつもりなら、夏にはスタートするようにしましょう。まずは基礎の科目である「人体の構造と機能」からとりかかることをおすすめします。配点が低いからと後回しにする人もいますが、人体の役割や名称をわかっていなければ看護学など他の科目を深く理解することはできません。まずは「人体の構造と機能」を完璧にすることを目指しましょう。それから成人看護学など配点が高い科目に進んでいくのが理想的です。

必修問題は徹底的に

最初は必修問題に集中しましょう。一般問題や状況設定問題に比べると配点は少なめですが、基礎的な内容がほとんどということもあり、全問正解も可能です。しかも、必修問題は正答率が80%未満だと不合格になってしまいます。確実に必修問題で点数をとるようにしましょう。

詰め込みで暗記しないこと

看護師国家試験は出題範囲が広く、暗記が大半となります。とにかく覚えようと専門用語を詰め込みで覚える人もいますが、それは点数にはつながりません。用語だけを覚え、関連性を理解していないからです。看護学はすべての科目が根底でつながっているため、用語を覚える際は文脈で覚えるようにしましょう。そうすれば用語を複数同時に覚えることも可能です。

過去問は復習で活用する

試験対策として欠かせないのが過去問です。実際に出題された問題を解くことで本番の予行練習になりますし、自分の実力も把握できます。得意科目と苦手科目が明確になるので、何を重点的に勉強すればいいのかもわかるでしょう。ただし、過去問だけに頼りきるのはよくありません。看護学の根幹がおざなりになってしまいます。過去問は復習で活用する程度にしておきましょう。

模擬試験でレベルアップ

試験の前に模擬試験を受けましょう。同じような問題が出題されるため合格を見極める指針にもなります。模擬試験で70点以上を安定して獲得できるようになれば合格する可能性も高まります。点数で一喜一憂しそうになりますが、レベルを上げるチャンスと捉えて積極的に受けるようにしましょう。
また、模擬試験を受けることによって時間配分の感覚も掴むことができます。看護師国家試験は1問にそれほど多くの時間はかけられません。それに、プレッシャーの中で試験を受けることになるため簡単なミスをしてしまうこともあります。模擬試験を受けて、得意な科目をすぐに解き、答えに自信がない時は印をつけて後で見直す、といったようにテクニックを身につけておけば本番も落ち着いて臨むことができます。

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  • まずは試験の概要を確認
    出題傾向を押さえておこう

    看護師国家試験はここ数年大きな変動はありません。ただし、写真などの視覚素材を利用した問題が増えてきています。問題数はそれほど多くありませんが、確実に点数を獲得するために教科書や参考書の資料写真にもよく目を通しておきましょう。